いつの間にか、外の空気がひんやり冷たい。体の芯から凍えるような寒さが、今年もやってきた。
足先が冷えて眠りづらくなるのが、冬になった合図の一つだ。
職場では、クリスマスどうだとか、年末年始は帰省するか、何を食べるか、などの話題で盛り上がっている。スーパーもお店も、みんなきらびやかで、少し気後れしないでもない。
世間では年賀状じまいという話が多いが、大変だと思いつつ、毎年書いている。これを書かなくなると、もしかしたら、一生話す機会がなくなるのではないか。そんな疑念に駆られて、結局筆をとってしまう。
研究もそうだが、書くことは基本的に好きである。
手紙もほんとは好きだ。たっぷり書いて、しっかり書き直して、「よし」と自分で練り上げた文章を送ることができるからだ。
何度でも書き直せるし、納得いく表現に突き当たるまで、魂を込めて書くことができる。
逆に、LINEやメールはあまり得意ではない。
電子でのやり取りは、基本的にいわゆる「即レス」が求められるからだ。すぐ返すのがいい。そうなると比較的、簡単で短い文が求められるが、短い文を書くのがあまり得意ではない。頭の中にはいつも膨大な思いや情報があって、それをなかなか一行に抑えられない。
そんなこんなで書いたLINEも、人に「なんか重たい」と言われて、心底自分が嫌になる。
時代の流れなんだから、身に着けていかないといけないのだけれど。
いつもついていけない。
年賀状はある意味、自分のために書いている。
つながりたい人と、つながりを何かの形で保つために。
「連絡したいけどしづらいな」と思う人に、わざとらしくない形で水を向けるためにだ。
ある意味自己満足に近い。
研究やこの勉強も自己満足に近いところがある。
これをした先に、いったい何があるのか、と考えることがある。
いろいろ頭でこねくり回してはみているが、未だにその答えは見つけられない。

