2026年1月までに読んだ論文・本総括

読んだ本

さて、年が明け、体調は崩したものの、日常に戻ってきた。一月があっという間に過ぎてしまい、驚いている…
今月も読んだ論文・本の総括を行いたい。

  1. 高橋 香奈子・藤木 大介. 自閉症児の三項関係の成立過程 ――シャボン玉を用いた介入の効果の検討―― .子ども未来学研究. 2010 , 第5号, p. 59-70
  2. 西村 章次・狗巻 修司. 異なった遊びにみられる1自閉症幼児と養育者(母親)の相互交渉の特徴 ――絵本の読み聞かせ, パズル, シャボン玉遊びの比較から―― .白梅学園大学・短期大学紀要. 2010 , 46, p. 1-14
  3. 柳田邦男 . ティータイムに絵本を . 株式会社メディアパル . 2006
  4. 松居直 . 絵本を見る眼 . 日本エディタースクール出版部 . 2006
  5. 中川李枝子 . 本・子ども・絵本 . 株式会社メディアパル . 2006
  6. 正置友子 . メルロ=ポンティと〈子どもと絵本〉の現象学 ――子どもたちと絵本を読むということ―― . 風間書房 . 2018

1は、三項関係の重要性について再認識できる良い論文であった。障害児の三項関係の成立には、周囲の人々の適切な介入が重要であると言えよう。 介入の関わりはシャボン玉を使った時のみのようだが、第1回から第8回までで、どの障害児のレベルの子も変化が明確に現れていることには驚いた。

3で紹介されている本は、できる限り目を通すようにしてみたい。現在大人向け朗読会に参加しているので、選書の参考にしようと思う。

4は…いやはや、松居直氏の文章は読みやすいし頷くことばかりである。どんなポイントにこだわって、戦後の福音館書店の絵本作りに取り組んできたのかが一望できる。子どもが楽しむ絵本を、絵本は大人が子どもに読んで聞かせるものだ、という松居直氏の信念がよく読み取れる1冊であった。

5は、中川李枝子先生はほんとに文才がおありというか…まるでそれこそ短編のようにサクサク読めた。なんと読みやすくやわらかい文だろう。絵本や、中川李枝子先生の保母時代の経験談、様々な子供たちの様子が、目にリアルに浮かんでくるような、わくわく、そして心に沁みるような1冊であった。
そしてまた、どの時代も親が悩むポイントというのは、変わらないのだと感じさせられた。

収穫は6の本である。
もうこんな方がいらっしゃるのだと知ることが出来て嬉しい…正置友子先生(尊敬を込めて先生と呼ばせていただきたい)
読んで良かった。図書館で読んだのですが購入します(決意)

絵本が好きで子どもはそこまで…と書かれていたが、いつも文庫に来ている子どもたちをやさしい眼差しで見つめていることが、体で香るように伝わってきた。絵本や読み聞かせに対するスタンスなど、非常に学びが多い一冊であった。

青山台文庫のことについても知ることができて良かった。まだまだ不勉強である。一度文庫に行ってみたいなと素直に思う。私の活動・研究でこれからも正置友子先生の文を読んでいこうと思っている。

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